ドラマリーディングの語りはとても難しい。落ち着いて状況を説明したり、役者の心情を思い入れて語ったり、場面の緊迫感を盛り上げたり。しかし、語り者自身の思いや感情を言葉に込めることはない。
一番難しいのは場面の緊迫感を語ることだろう。台詞、語り、台詞、語りと交互に現れる時、台詞には登場人物の感情が込められている、でも語り手が同じように感情を語りに込めることはない。その代わり、間合いやリズム、声の音程や強弱で緊迫感を表現する。
現在の稽古はその難しいところを確認をしながら続けている。
ほんのちょっとした音程の変化、リズムのあるなし、それがドラマリーディングの成功につながる。みんな、頑張っています。
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